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花きゅうり


5/7 今日は曇天
いつでも雨が降り出しそうな空模様で
お昼からは、しとしと雨に。

今日は一家にとって特別な日で、
朝から家族みんなでお墓参りに行ってきましたが、ぎりぎり雨に降られず。
毎年こんな感じが多くて、
なないろ家お墓参りあるあるになっている。
見守ってもらえている事を、ひしと感じたのだった。

写真は少し前の晴れた日のきゅうりたち。

花付きのものはやわらかくて、
きゅうりのあの歯ごたえはないけれど、凝縮した香りと味わい。
もう初夏の味。

きゅうりは、ここ数年はハウス栽培にしている。
なぜかというと、例年暑くなるのが早くて、それに合わせてきゅうりが食べたいから。
もちろんそれだけではなくて…

近年の、異常気象対策として、
が1番の理由。
露地栽培では、いくら手をかけ、
工夫を凝らしても、
近年では、大雨や、台風並みの風、日照不足など
対応できない事が当たり前のように
たくさん起こる。

きゅうりは特に、風に弱い作物なのだ。
ハウス栽培でも、防ぎきれない事もあるけど、露地栽培よりは、デリケートな作物を守り栽培することができる。
いろんな目に合った野菜たち 👀‼︎
を食べてきたけれど、
すくすくと育った野菜は、すっと体になじむように美味しいのだ。
ハウス栽培は、何か栄養が無い、良くないのかな?と思われがちだけど、
土づくりも、水管理もコントロールしやすくて、むしろ安定した野菜づくりには欠かせない畑の相棒。と思っています。

ただ、そのハウス、
ビニールをたくさん使う為、環境負荷を考えると使わない方がよいのは確かだ。
そういう事象はたくさんあって、
始めは少しもやもやした気持ちでハウス栽培に取り組んでいました。

だけど、例えば排ガスを気にして車を馬車に変える、電気を使わない生活、とかは私には到底できないので、
結局は、目的の為に、できる限りの事をやって、心のバランスを保つことと、
農業への、自分のスタンスを決めつけず、流動的にいたい。というところへ着地。

私の思う農家は、野菜を作って
食べる方のもとへ届けるまでが仕事であって、
いくら災害の補償などがあって、
自分たちの生活はできたとしても、
野菜ができなくなって、食べてもらえない。となると本末転倒なのである。

✳︎✳︎✳︎

この夏も、昨年よりも暑いという予想らしいので、
できるだけ対策をして、
無理なく作れる野菜や、
少し頑張らないとできない野菜、
これだけは、食べてほしいんだよ~!
というこだわりのパプリカちゃん
などなど、
いろいろ取り組んでおりますので
みなさまに食べて頂けますように🙏

いつもありがとうございます。

#なないろ畑 #花きゅうり #姫きゅうり

本日のきゅうりは
#今井町tama さん
#旬の里まみが丘 さんへ

#農薬不使用 #化学肥料不使用 #金剛山の麓 #多品目栽培 #きのこの廃菌床堆肥 を使った新しい取り組みも始めました。

なないろ畑

農家 奈良県御所市 金剛山の麓で野菜と米を栽培しています。 おいしい野菜で料理を作りたい。食べてもらいたい、そして食べたい。
農薬、化学肥料を使用しない、無理をしない、身の丈で、できるだけ。畑をもっと身近に。
+ななころと猫たちの日々…
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