Page Top

亥の子餅

朝晩冷えてますので、そろそろストーブを用意せねば❗️今日は吉日

*亥の子餅

令和2年11月4日は、
亥の月、亥の日です

「亥の子餅」は、亥の子の行事食で、亥の子に食べる餅のことです。
イノシシの子ども「ウリボウ」の模様を餅の表面につけたり、ウリボウを模した形を作ったり、餅の表面に小豆をまぶしたり、紅白の餅だったりと、決まった作り方はなく、地域によって様々です。
古くは、亥の子餅を田の神様に供え、その後、家族で食べることで無病息災や子孫繁栄を祈ります。

平安時代の源氏物語に、亥の子餅が登場する程、歴史は古く
子供を沢山産むイノシシにあやかって、子孫繁栄を願う意味も有ったようです。

陰陽五行の水性にあたる猪、亥の月、亥の日、亥の刻に亥の子餅を頂くと、火災から逃れられるいいつたえが有り、江戸時代(1603年~1868年)には、炬燵(こたつ)開きが行われこの日に炬燵や火鉢を出して使い始めたそうです。

茶道では、この頃から風炉から、炉に変わります。茶人の正月と言われる程大事な行事、その年に採取した、茶葉が入った茶壺の口切の儀が行わられ、亥の子餅を召し上がられます

亥の子餅 : 金ゴマ入り外郎製
自家製皮むき餡
菓子器:根來塗り 塗師 伊藤 恵
(根来寺内初音工房)

#亥の子餅
#二十四節氣
#和工房いとをかし
#福田屋
#上生菓子
#本和香糖
#自然由来着色
#外郎製
#練切り製
#上用製

和工房 いとをかし

和歌山に拠点を移し、身近な景色、草花、季節の移ろいを切り取り身体に優しい素材で上生菓子を作っております。
1年を24等分した季節を表す二十四節氣とを併せてご紹介していきます。
一覧へ戻る

ライター一覧