仕事でドイツ菓子に縁をいただいて、初めて滞在した町はOffenburg(オッフェンブルク)という、ドイツ南西部の町。
働いていた店での縁から、その近くにあるGengenbach(ゲンゲンバッハ)という町に住む友人にとてもお世話になりました。
Gengebachには合計半年滞在していた事もあって、今ではドイツの故郷と思える町です。
昔からの趣きを残した街並や町を囲む壁の跡、川やぶどう畑のある丘など自然に囲まれた環境は観光客も沢山訪れていた素敵な場所。
黒い森と呼ばれる「シュヴァルツヴァルト」はすぐ近く。
6月になるとキルシュ(さくらんぼ)があちこちで穫れて、夏にはベリー類も豊富に出回ります。
収穫の面だけでなく、季節毎の行事もしっかり行なわれていて、ドイツの暮らしを目の当たりにしました。
美味しいものを食べられるのは「自然の恵みである」と実感出来る生活は本当に素敵。
大阪という街の中心で生活をしていますが、ドイツを思うと自然の中に帰りたくなります。
コロナが終息しない今,行けない事でホームシックの様な気持ちで想いを馳せています。
早く行く事が出来る日が来ます様に。
そして、沢山の人に素敵な町を体験して貰える日が来る事を願うばかりです。
大江畳店 出展情報